連載 前川昌道・IT導入、成功と失敗の法則(28)
おきなわ観光情報学研究会


新規事業の拡大と新しいビジネスの創設

前川昌道(アイスプランニング代表・観光情報学会)

■ビジネスにはITが欠かせなくなった‐3

 インターネットを使ってホテルの予約申込や航空チケットを購入すると割引になる話をしました。インターネットを利用すると割引があり得をする環境が広がってきました。多くの企業はインターネットを販売の手段として活用するようになり、販売方法も自動化されつつあります。インターネットで目標の商品を探し、商品の情報を自宅に居ながらにして世界中からネットを介して集め、商品の優劣や価格を比較することができるようになりました。観光地の情報やリゾートホテルの情報も勿論インターネット を介して集めることができます。

 このようにインターネットは物を売る手段や情報を提供する手段として広く利用されるようになってきましたが、販売実績を有効に上げているところと、効果が得られなくて困っているところの両極端の格差が出てきているようです。その理由は何故でしょうか?それは市場に受け入れられるようなビジネスコンセプトになっているか否かに掛かっているようです。

 どのようなコンセプトでビジネスをするのか、即ち、何をどのようにして販売するのか、どのようにマーケットに訴求し購買客に訴えるかを真剣に考えているところは販売実績が上がっているといえます。また、何百万とあるインターネット上のWEBサイトの中から自分のサイトにどのようにしたら来てくれるのか考える必要があります。ホームページを開いたからといって直ぐにお客様は来てくれません。ホームページもヒット率を上げる工夫や商品の特徴、訴求力のあるデザインなど色々と知恵を絞る必要 があります。

 ここに健康商品をメインテーマにしたWEBサイトがあります。このサイトは健康を切り口にして商品を集め特徴を出し、顧客に広く訴えています。ビジネス成功の参考に紹介します。

■インターネットを使った商取引の成功例

 紹介するサイトは「スローライフカフェ」というWEBサイトで健康食品をコンセプトにした商品販売サイトです。このサイトを主催する一柳社長はコンセプトに沿って取り扱う商品を選別しています。とにかく健康に良い食品や商品を販売するということに専念し商品構成や取扱商品を選定しています。特徴を持った良い商品を扱うということでサイトに特徴付けをしているようです。話を伺うと月商400〜500万円ということでインターネット使って個人企業の販売でこれだけの売上高を定常的に上げるという ことは凄いことといえます。このサイトのようにビジネスコンセプトを明確にし、特徴を持った商品で訴求し売上を上げているという点において優れている事例といえます。

 このサイトでは沖縄のベンチャー高安社の健康塩ヌチマースの販売も行っています。とにかく社長曰く健康はビジネスの切り口として良いコンセプトと気迫を込めて話していました。また、良い商品を探し提供することに心掛けることが成功への道とも言っておられました。

 サイトアドレスは http://www.slowlife-cafe.net/ です。

 サイトからTOPページ、商品内容、一柳社長を転載しました。社長は40代前半の若さで体力があり元気ものです。一緒にビジネスをやりたい真面目な人はご紹介します。筆者までメールを下さい。メールには自分のプロフィールなどをお書きいただけると光栄です。

■素晴らしいマンゴが採れます

 ボリビア国のサンタクルス県のオキナワ移住地では、大変美味しい、真っ赤な完熟のマンゴができるようになりました。1個が800グラムで今年は約500トンの収穫が予想されています。オキナワ移住地でウチナーンチュが手掛けています。このマンゴの販売がインターネットでできるようになると良いがと思っています。

 メールアドレスを変更しました。前川昌道=maekawa@sky.tnc.ne.jp

(「観光とけいざい」第709号06年10月1日号)


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