連載 前川昌道・IT導入、成功と失敗の法則(34)
おきなわ観光情報学研究会


画期的なオーダーエントリーシステムの出現

前川昌道(アイスプランニング代表・おきなわ観光情報学研究会)

■レストランでよく見かけるPDA

 レストランや居酒屋などでオーダーをする時に携帯の端末装置(PDAと呼ぶ)をウエイトレスやウエイターが持って席まで来て、PDAを操作しながらオーダーを聞いている光景をよく見かける。皆さんもこのような光景を見たことがあるでしょう。

 このPDA操作は、端末装置を扱うのが苦手な人には、厄介な装置といえ、年配者やOA嫌いな人には不便な装置といえる。

 また、居酒屋などでは卓上に画面付の注文装置を置き、お客様が自分で注文できるようになっており、人手の効率化を図ろうとしているが、操作性や動作が悪く普及が止まっていて、導入した店舗では取替えの動きが出ている。

 このようなオーダーエントリーシステムの状況下できわめて操作が簡単な画期的なエントリーシステムが出現した。

■画期的! ペンリーダーによる誰でも扱えるエントリーシステム

 この画期的なエントリーシステムは、ペン先にフォトリーダーを付けたもので、印刷したメニューにペンをかざすだけでデーター入力(オーダー入力)ができるもので、誰でも扱える。このペンリーダーは、D‐スキャンと呼ばれる製品で、このペンを利用したオーダーエントリーシステムに、料飲店の業界では大変注目しいて、大手のファミリーレストラン、焼肉店、居酒屋などから多くの引き合いが来ている。また、システム開発者や大手メーカーから問い合わせが入っている。

 システムイメージは、レストランで現在利用しているPDAや卓上画面の代わりに、このD‐スキャン・ペンと印刷したメニューに置き換えたイメージとなる。

■人の効率化が図れるビッグソリューション

 皆様もよく経験される、居酒屋でのビールや泡盛の頻繁な追加オーダー、焼肉やでお皿の追加で頻繁に呼ぶ「おねーさん」、追加が頻繁、混雑している店でのオーダーの迅速化など、このような業種では、卓上に設けた、この印刷メニューにペンをかざすだけの簡単操作のオーダーエントリーシステムを導入すれば、「おーい、おねーさん」と呼ぶ回数が減り、お店ではオーダーを受けたお酒やお皿を運ぶだけに専念でき、大きな人手の効率化が図れる。

 また、オーダーが自動化されれば、人手によるオーダーミスの件数も減り収益向上にもつながる。今、この画期的なエントリーシステムがリリースされるところである。

■システム開発者に朗報・画期的なビジネスを生む

 このエントリーシステムは、料飲の世界だけではなく、エントリー(入力)の操作性を簡素化する、いろいろの場面で応用できるソリューションといえ、ビッグ・ビジネスのチャンスがあるソリューションといえる。システムを開発したり扱う業種の人々は、このような画期的なソリューションを扱い、業務の爆発的な拡大を狙ってはどうか。

 D‐スキャン・ペンの供給は、セキュアー通信サービス提供の(株)セントラルサイビスが行っている。このソリューションのコーディネーションは(株)アイスプランニング(筆者の会社)で行っている。

 事業参加やシステム導入についてのお問い合わせは、筆者まで。

メールアドレス:maekawa@sky.tnc.ne.jp

(「観光とけいざい」第716号07年3月1日号)


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