連載 前川昌道・IT導入、成功と失敗の法則(49)
おきなわ観光情報学研究会


TVにも取り上げられたフォトリーダーペン

前川昌道(アイスプランニング代表・おきなわ観光情報学研究会)

■フォトリーダーペンが注目を浴びる

 このコラムで何回か紹介したフォトリーダーペンの応用ビジネスで、料飲店のオーダーエントリー・システムが脚光を浴びている。最近のTVで、このソリューションは先端技術ソリューションとして紹介された。以前からこのソリューションは革命的なソリューションとして取り上げてきたが、ここに来て俄かに注目されるようになった。

 居酒屋、寿司店、ファミリーレストランなどの人件費節減、注文の精度向上、効率化などで注目されるソリューションとして導入されるようになった。

 このソリューションは、メニューの画像に、目に見えない特殊なコードを画像や値段の面に印刷し、フォトリーダーペンを当てコードを読み、読んだ情報をサーバーに送り、オーダーを受け付ける方式で、注文を受け付けるものである。この方式では、注文をする客が、店員を呼ぶことなくメニューを見ながら、好きなものを選び、画像にペンを当てるだけで済み、簡単に誰でも注文操作ができる。同時に、店員に足を運ばせることなく注文ができるので、注文聞きが来るのを待つ必要もなく、待つ間のイライラが解消できる。

 お店では、注文受付が厨房で確実にでき、出来上がりの料理や飲み物を運ぶだけで済み、効率化と売上向上につながる。

■応用範囲が広い画期的なリーダーシステム

 ペンソリューションは製品管理や在庫管理の現場で、幅広く応用が期待される。バーコードリーダーでは、バーコードが目に見える形で常に印刷され、画像表面に印刷して、コードを読むシステムで、印刷したバーコードが目障りになる場合が多い。見えないコードを使用した、ペンソリューションでは、画像表面にも印刷して、コードを読ませる仕組みができるので、画像をフォトペンで指しておしゃべりさせる本や説明書の解説を音声で読ませることなどが容易にできることになる。

 組み込まれるコード体系も億単位のコード種別を扱うことができる優れものである。また、リーダーもフォトペンで生産コストも安く、今現場で多く使用されているコードリーダー、スキャナ方式より極めて安くリーダーシステムを作ることができ、大幅な経費節減が見込める画期的なソリューションといえる。

 また、お年寄りには苦手な、リモコンキーの操作や携帯電話のボタン操作などが、見えないコードを刷り込んだ、ガイドブック、テンキーボード、TVの番組表などをフォトペンで指すだけで、操作できるようになり、お年寄りにも優しい電子機器操作の環境が実現できるようになる。

 在庫管理や物流管理の現場、お年寄りに優しい電子機器操作の環境実現、注文の自動化による人件費節減と効率化、新しい発想のおしゃべりの本、おしゃべり紙芝居、ペンタッチ式による音声ガイダンスの仕組み、携帯電話やPCのタッチ式キーボードなど応用が無限にある。

■新しいITビジネスのソリューションとして

 筆者の会社では、この世界で最も進んでいるコード体系のソリューションを扱っており、日本市場に一手供給の位置にある。この種のソリューションのTV放送以来、多くの方々から引き合いをいただいている。また、新しい世界のビジネスソリューションについても開発依頼が来ている。守秘義務の関係で披露できないのが残念であるが、早く手掛けた者が勝利を制する感がある。

 新しいITビジネスに腐心しておられる皆様、このようなビジネスを手掛け成功することは、成功への早道と考える。

■南米日系人に目を向けよう

 地位向上に興味を持とう。ブラジル人との地域共生を円滑に。

 南米問題、先端技術のお問い合わせ筆者のメールアドレスまで(メールアドレスが変わりました(08年9月3日)):
aissmaekawa@ybb.ne.jp

(「観光とけいざい」第748号08年7月15日号)


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