連載 Tourism Informatics (TI) の試み(38)
おきなわ観光情報学研究会


県外観光産業インターンシップの日程

遠藤聡志(琉球大学工学部情報工学科教授)

■9月から東京、県内で多彩な内容

 前回、琉球大学の観光科学科/情報工学科の共同インターンシッププロジェクトの概要について紹介させていただいた。(株)ビィー・フリーソフトの全面的な協力によりプログラム内容が決定した。スケジュールを右に示す。

 観光業の歴史、首都圏における沖縄観光CRM、ホテル業におけるイールドマネージメント、ホスピタリティ、旅行業取引のためにITシステム、国の観光政策、ホテル業務、旅行会社実務の修学メニューが準備されている。個々の項目がインターンシップのテーマとなりえるもので、学生が十分に消化できるのかと心配になるほどの充実した研修である。

 本インターンシップを効果的に消化していくために、学生による事前の自主的研修を始めている。観光科学科チームは沖縄観光における現状と課題と題したプレゼンテーションを作成し、入域者の推移、個人旅行者の増加、個人消費の低迷、台風時の空港における混雑解消の取り組みなどプロジェクトメンバーに報告した。

 学部2年生としてはなかなか良いプレゼンと見たが、ビィー・フリーの白井さんからは『プレゼンの内容は調べれば分かる事、自分なりの解釈を!』と手厳しい。情報工学科チームは観光に関わるオンライン予約システムと題して、ANAとJALとの比較や両航空会社共同出資による国内線ドットコム(http://www.kokunaisen.com/counter/reservation/index.jsp)などのweb予約サイトに関するミニレポートをまとめている。参加学生は琉球大学の他にインターナショナルリゾートカレッジの二人が追加になり、楽しみながら観光学にアプローチしているようである。 (「観光とけいざい」第707号06年9月1日号)


 |  連載39 |  HOME |
本ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は沖縄観光速報社に帰属します。
Copyright (c) 1996 Okinawa Kankou Sokuhousya. No reproduction or republication without permission.