連載 観光業界のための紙上ITセミナー・IT利用の基礎知識(05)
島田勝也(NTT西日本沖縄支店勤務)


同時多発テロと新聞とラジオ

 世界を震撼させた9月11日の同時多発テロ発生以後、各国のメディアは24時間体制で各社ともニュースを配信する必要があった。もちろんその理由は、人々が最新ニュースを求めているからに他ならない。内外が大混乱する中で途切れることなくニュースは入りつづけるが、新聞には締め切りがある。新しい情報を待ちつづける人々に最新のニュースは届けたのは新聞社のホームページであった。主な新聞社の多くが国内外の特派員や通信社が送ってくるニュースを24時間体制で発信し、特に朝刊と夕刊の間をつなぐ大きな役割を果たした。経済への影響に関する関心の高さも相まってホームページへのアクセス数は過去最高を記録した新聞社が多く、一千万アクセスを超えた例もあるようだ。

 この様な状況に接すると、言われている“インターネットの急速な普及”を実感する。

 総務省の調べによると、日本でもここ一年で新たにインターネットを使い始めた人が2000万人も増え、4700万人が利用しているメディアになった。

 紙媒体である新聞社にとっても一見、関連の薄いようにみえたインターネットだが、媒体として本腰を入れて活用する時期に入ったと言える。

 ところで、インターネットを音声系のメディアとしてラジオ的に活用することも一般化しつつあり有効な情報媒体である。一例を紹介するので、この媒体の活用方を皆さんにも大いに考えて頂きたい。

 経済評論家の田中直毅氏のホームページ(http://www.e-demo.org/index.html)では本人が毎週1回マイクの前で喋り、そのまま音声がHP上に載っている。いうまでもなく我々はその喋りをいつでもどこでもパソコンで聴くことが出来る。この形式での情報発信は一般化しつつあり、簡単にそして安価に実現出きるのだ。

 この媒体を活用して「沖縄観光」の情報発信を充実させる意味は大きい、加えて各企業でもホームページの充実策として早速取り入れることをお薦めする。(「観光とけいざい」2001年10月15日号)


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