連載 観光業界のための紙上ITセミナー・IT利用の基礎知識(19)
島田勝也((財)沖縄県産業振興公社 )


「沖縄ベンチャースタジオ」開店

 過去にも、沖縄観光の発展に向けたブロードバンド活用について何度か提言してきたが、今回は現職の守備範囲において実施した活用例を紹介する。

 11月15日から、産業振興公社のホームページ上にインターネットを通して県内のベンチャー企業等の商品やサービス・ビジネスモデルを全国・世界に向けて情報発信する「沖縄ベンチャースタジオ」を開設した。

 これは、先の「第26回沖縄の産業まつり」と連動して取り組むもので、同会場内に出展した「ベンチャースタジオ」における各企業のプレゼンテーション模様をブロードバンドを活用した「動画」コンテンツとして発信するものだ。

 企画の意図は「企業の新規ビジネスを県内外に紹介することで、ビジネスの拡大に向けた側面支援をしたい」ということ。

 今回は合計で26社が参加している。この取組みにより、産業まつり会場内で発信された各企業のビジネス情報が来場の見学者のみに閉じられることなく各メディアを通して県内外へ発信することができる。

 各社のプレゼンテーション力のアップや、その支援をする側のレベルアップなど課題も多いが、この取り組みがベンチャー企業の「有効なアピールの場、ビジネスの出会いの場」あるいは沖縄ベンチャーの登竜門的な機能になれば! と考えている。

 そして、東京(渋谷ビットバレーなど)や上海の同様なベンチャー支援グループとの連携を図ることで、より有効な企業支援ツールにしていく考えである。

 是非、観光業界あるいは観光コンテンツも同様なスタンスの取り組み(観光関連企業が自社のプレゼンテーションをそれぞれのやり方でネット上の動画で行えば強力な訴求効果が得られる)を行ってはいかがであろうか。百聞は一見に何とかである、先ずはhttp://www.okinawa-ric.or.jp/にアクセスしてみて頂きたい。 (「観光とけいざい」2002年11月15日号)


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