連載 観光業界のための紙上ITセミナー・IT利用の基礎知識(25)
島田勝也((財)沖縄県産業振興公社 )


インターネットでテレビのように動画を観る

■携帯でも見られる、動画配信は一般化

  本紙に連載を始めた5年前だと「インターネットで動画を観ることが一般的になる時代も来るそうだ!」というニュアンスであった。

 政府のe-japan計画に沿って世の中のブロードバンド化は順調に進み、今や全国で1,000万人がADSLやケーブルTVを介してインターネットに接続している。あと2年後の2005年には3,000万人になることは間違いない。これだけの人口がインターネットで「TV」を観るという環境を持ちえたのである。

 5年前、私はそのような状況を見越して沖縄観光に役立つ映像コンテンツを大いに作って配信を始めてこう! という呼びかけを盛んにしていた記憶かある。

 現在の話に戻るが、こんなニュースが飛び交っているのだ。

 「好きな時に好きな番組をオンデマンドで見られるというテレビ放送にない魅力がある。最近では、マイクロソフトが提供を開始したウィンドウズメディア9のように低い帯域でも高品質の映像を実現する圧縮・伸張技術や、ブロードバンド回線を使ってテレビ感覚で操作できるソフトバンクグループのBBケーブルTVなど、画質と使い勝手の両面でテレビに迫るレベルの技術やサービスが登場してきた」

 「NTTドコモは第三世代携帯電話FOMAの中で最小・最軽量で、テレビ電話にも対応する新型端末発売する。発売するFOMA N2102Vは体積98cc、重さ109gとシリーズで最小・最軽量。持った感じは従来型とほとんど変わらない」

 インターネットでの動画配信がより一般化することになるニュースである。そして、この効用(サービス)がいよいよ携帯電話でも受けることがあたり前になるということを伝えているニュースでもあるのだ。

 折りしも、私の勤める沖縄県産業振興公社では今月から、週刊経済ニュース「沖縄ベンチャースタジオ」を動画でブロードバンド配信している。沖縄経済の今を30分のTV番組にしてネット上に毎週配信しているのだ。解説者には本紙にも連載しているタナベ経営沖縄支社長の大嶺正行氏にお願いした。前段のようなインターネット環境をお持ちの方は無料で視聴可能である。次のホームページから観ることが出来る。

http://www.okinawa-ric.jp/

 ブロードバンドの現実を体感し、使いこなして頂きたい。 (「観光とけいざい」第638号2003年7月15日号)


連載26 |  HOME |
本ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は沖縄観光速報社に帰属します。
Copyright (c) 1996 Okinawa Kankou Sokuhousya. No reproduction or republication without permission.